半数以上の人が、シートの位置がうしろすぎたり、背もたれが倒れすぎたりしているはずだが、正しいドラポジとは、もっとも運転操作がしやすいだけでなく、事故のとき、もっともケガをしにくい姿勢でもある。クルマとの相性を判断するためだけでなく、命を守るためにも重要なポイントなのだ。長くクルマに乗っていると、シートの良し悪しが気になるもの。いいシートは長時間乗っても疲れないが、悪いシートではだんだん腰が痛くなったり、シートのヘタリが早かったりする。こうしたシートの良し悪しは試乗の段階ではよくわからないものだが、次の方法である程度判断することができる。座面の角や端に腰掛けてみて、簡単に腰が沈むようなシートは問題あり。座面の角や端が柔らかすぎると、カーブでドライバ-の身体を支えきれなかったり、長時間ドライブでは運転姿勢が崩れて、疲れやすくなる。座面の角や端には、適度な硬さが必要なのだ。せっかくのマイカーも、日頃のお手入れを怠ったり、ムチャな運転をつづけていれば、悲鳴をあげ、ドライバーであり、オーナーでもあるあなたのいうことを聞かなくなってしまうでしょう。本書との出会いをきっかけに、さらに愛車を可愛がり、もっと快適で素敵なカーライフを実現していただければ幸いです。それでは、楽しいドライブにいってらっしやい。