観測史上、最も早い梅雨明けによる米の凶作を心配していましたが
ことはそれだけに終わらないかもしれません。
もしかして、水不足・・・レベルではなくて
大渇水になるのではないか?そんな懸念が浮上しています。
ちなみに1994年渇水は、深刻な影響を与えました。
1994年は梅雨時期の降雨も平年の半分以下であった。7月から8月にかけては記録的な高温の日々が続き、西日本から関東地方までの多くの観測点において観測開始以来の最高気温を記録。このため特に九州から東海地方を中心とした地域の各地で上水道の供給が困難となり、時間指定断水などの給水制限が実施された。影響は1660万人におよび、農作物の被害は1409億円にのぼった。
ちなみに、いま私たちは・・・1994年と同じような状況で
同じことが起こる可能性が高い事態に直面しています。
なぜなら
すでに全国各地で平年の降水量を大幅に下回るような
そんな結果が出ているから。
【徹底調査】“史上最短”梅雨明けで「降水量」平年比に異変… 東京はもし今明けたらわずか「25%」
つい、お米のことに目が行きがちでしたが
私たちの生活に使う水の量が、圧倒的に足りない。
この夏・・・そんな現実に直面するかもしれません。
1994年よりもさらに悪い状況で真夏を迎えることになる
もちろん、全国で降水量はバラバラでしょうし
水道がどこを水源に使っているかによって変わります。
たとえば、ダムが水源であるのであれば
これから毎日こまめにチェックしておいた方がいい。
まず、前回の渇水の過去を知りましょう。
⇒平成6年渇水 – Wikipedia
たとえば、私が住んでいる兵庫県の引原ダムでは
こういったことがあったようです。
兵庫県内を流れる揖保川上流にある引原ダムの貯水量は7月19日に52パーセントあったが、8月2日には28パーセント、8月14日には8パーセントにまで落ち込んだ。このためダムを水源とする姫路市では8月22日から夜間断水が始められた。9月6日には引原ダム貯水率が1パーセントとなってほぼ干上がり、9月10日からデッドウォーターの利用が始められた。姫路市の夜間断水は11月24日までの71日間にわたって続けられた
あの大きな琵琶湖の水位もかなり下がってしまい
取水制限がかかり、給水制限もありました。
この7月にどれくらい雨が降り・・・
高温が続いてしまうか?で、かなり変わってくるでしょう。
なぜなら、絶対的にいまの方が暑い。
さらに、私が危惧していることはもうひとつ・・・
それは1994年からの30年で、水洗トイレが圧倒的に増えて
みなが水を大量に消費する生活をしていることです。
確かに最近は節水トイレもできていますが
この現状がハッキリわからないことも不安要素・・・
田舎ほど水洗トイレが普及していないことからも
都会の方が水を多く使うと思って間違いないでしょう。
そうなんです。
以前よりも人口が都会に集中していることも
気を付けるべきポイントなのかもしれません。
早ければ7月にも影響あり?水不足への対策は急務になりそう
今の時代に、大規模な渇水が起こってしまうと
個人だけではなく、企業も大ダメージです。
水を大量に使う工場などには死活問題ですし・・・
生産できないと、消費者に届きません。
私も水の確保については、何度か記事にしましたが。
もう一歩踏み込んで、色々と対策を考えています。
前回は8月から断水などは出てきたようですが
今年の梅雨の状況から予想してみるに・・・
早ければ7月から、何か影響が出るでしょう。
そうなると、もう時間もありません。
まずは個人個人で、自分が住む地域の水源を調べ
水不足への対策を急いだほうがいいです。
さらに最近では・・・
急な水道管の破裂による断水とか
急な停電による断水とか
不意打ちなことも増えました。
前回は九州地方のひどい地域では
約200日以上にもわたる断水があったようですよ。
考えられますか?
その期間、水が制限もかかりながら
一日のうちにたったの4時間しか出なかったそうです。
まともな雨は、しばらく降りそうもないですから
水と食料備蓄はしっかりやっておきましょう。
本当に、今年は大変な夏になりそうです。
追記:急ぎ水の確保をしたかったので、Amazonでアイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 天然水 2L ×9本を4箱注文しました。セール中で一箱900円以下です。重いので大変ですが、しばらくは最大限に水を増やしたいと思います。