私たち日本人は、対ドルでしか見ていないので
これを軸に通貨間の強さで考えてしまいますが・・・
これがそもそものひとつの間違いであって
もうひとつ、重要なことを見逃しているんですよね。
それは、対ゴールドで見るってこと。
ゴールド相手に、どれだけ通貨の価値が下がっているか?
歴史をみれば、わかることがあります。
たとえば過去50年間でドルはゴールドに対して
1/100まで価値を落としています。
笑っちゃいますよね。
これが不換紙幣である紙のお金の真実です。
印刷されるお金は永遠に価値を落としていくことを知ろう
私も、この事実を知った時には衝撃でした。
1970年では、1オンス35ドルで金貨を購入できていましたが
いまは・・・・なんと3,500ドルを軽く超えてきています。
つまり、ドルの価値がゴールドに対して
1/100になったということです。
この理由はとてもシンプルで、ドルの供給量(印刷)に合わせ
ただただ、ゴールドがそれに比例してあがっていっただけ。
ドルの供給量(印刷)が増えることに比例するこのグラフ・・・
ゴールドの動きと連動していることがよくわかりますよね?
中央銀行が印刷すればするほど、ゴールドがあがっていく。
いま各国政府が借金の返済に追われ、お金をどんどん印刷して
国債を買い上げている行動からみても、ですよ。
この流れは、さらに加速するのではないか?
そんな危険な段階にきていることが、私にもわかるようになりました。
池水さんがこちらの動画で”ゴールドを持たざるリスク”について
詳しく説明してくださっていますが。
まさに、これ。
こんな状況でね。
持っていることがリスクになるのではなく
持たないことがリスクなんだってこと。
ここ、絶対に知っておくべきでしょう。
何度か書いていますね、ゴールドは上がらざるを得ない、と。
本当にそうで。
仕組みがわかると、ゴールドが値下がりしていくという状況など
不可能であることも理解できるようになります。
私は5年前から金貨を本格的に買うようになりました。
なぜなら、各国政府の債務問題はまったく解決できずに
ひたすら紙幣を印刷して供給しているから。
考え方の視点を変えれば、ゴールドの価値は変わらず
勝手に紙幣が価値を落としている、だけのことではありますが(笑)
よく言われます、ゴールドは投資ではないと。
価値の保全である、と。
まさにそういうことなのでしょう。
このことを理解し、手元の不換紙幣をゴールドに交換する。
いまはできるだけ小さな単位を集めています。
⇒メイプル金貨の1gだったりメイプル金貨の1/10オンスなど。
1~3gくらいだと、後々換金しやすいのです。
(小口のゴールドを買いに走る人が急増しているので
在庫不足には注意しておきましょう。)
高いから買えないと手をこまねいていることが
どういう持たざるリスクになってしまうのか?
急ぎ考えておかないと、リスクになるってことですね。
歴史をしっかり学び、何を資産の中心に入れるかを考えて
守りの姿勢で進んでいきたいなと思います。
ではでは。