先日の記事でも書いたイギリスの財政危機について。
この懸念から、また金と銀が動き始めましたね。
金価格最高値 初の1万8000円台 アメリカの利下げが現実味
アメリカの利下げ観測で、という報道ですが
やはりイギリス危機の影響が大きいのでしょう。
金価格の上値であった3500ドルを超えてきたことから
このまま3800~4000ドルに向かう可能性もあります。
こういった流れから見ていても・・・
本格的に貴金属の上昇が始まったのかもしれません。
不換紙幣から逃げ出す流れが表面化してきている
イギリスの財政危機はかなり深刻ですが
これってね、この国だけの問題じゃないんですよ。
いま世界規模で、先進国が借金だらけ。
もちろん日本も、でしょう?
借金を返すことができないという現状の中では
悪化(通貨安)するしか、もう道はない。
そのことに気づきはじめた人たちが
通貨(不換紙幣)から逃げているってこと。
マドモアゼル愛さんが、とてもわかりやすく
こういった流れを動画で説明してくれています。
こちら⇒金銀価格の上昇はなぜか
金銀価格の上昇は、お金の減価の避難所として機能していることになります。そして、その傾向は今後急速に進む可能性があるかもしれません。
私も、何度もブログで書いてきました。
これからの金融危機での逃げ道は・・・
もはや金銀(現物)しかないということを。
その理由はとてもシンプルで
金と銀は、負債もなく誰の信用も必要としていないこと。
”存在自体に価値があること”
何もない問題がない、安定した世の中であるのならば
株や債券にコツコツ投資すればよかったことでしょう。
ですが
それに投資するお金そのものが崩壊しそうないま・・・
こんなことをしている場合ではないってことです。
安全に見えていた資産がどうなっていくか。
金と銀の動きをみればよくわかります。
財政危機の火種があがるたびに・・金銀の導火線がさらに燃え上がる
イギリスの財政危機によりIMFの救済があるかの懸念で
金と銀へ資金流入しているそうですが。(早ければ今月に)
これから、こんなことが何度も繰り返されるでしょう。
・アメリカ
・日本
・ドイツ
・中国
・韓国
・イギリス
・ドイツ
などなど。
有事の金だけでは、ここまで上昇しません。
相手が対通貨だからこそ、ゴールド価格が
過去類をみない勢いで上がっていくんです。
いま、かつてないほどに各国がお金を刷りまくり
信用が地に落ちようとしている時期であること。
なんの裏付けもない紙の紙幣に意味がないってことに
気づく人が増えるほど、金銀上昇の導火線が燃え上がる。
マドモアゼル愛さんが仰る通り。
上昇するってレベルではないでしょう。
天井知らずになるはずです・・・
それが信用創造の崩壊になります。
金価格は、もう間もなく1gで2万円に入りますから
買うのなら、1/10オンスを少しずつかな?
1オンス、軽く60万円突破ですし・・・
ちょっと別格になりすぎてきました(汗)
もはやドルの動きとも連動しないことから
このまま突き抜けていくのかも、ですね。
やはり、いま沢山買うのなら銀貨でしょうね。
⇒2024 ウィーンフィル 1オンス 銀貨 【1枚】 (コインケース付き)
こちらも導火線に火が付いたら・・・
・・・と、想像しています。
これから毎週のように、毎月のように
導火線が金銀を押し上げていくのかもしれません。
逆に言えば、紙幣の価値が下がるということですから
できるうちに、できることをやっておきましょう。
日本も、とても危ない状況であることは
国債金利をみていれば、わかりますから。
国債&日本円のピンチ!
今年後半も金融不安が大きくなっていきそうなので
リスク分散しながら、乗り越えられるようにしておきたい。
切にそう思います・・・
ではでは。