少し前には、日本はマイナス金利という異常な状況で
かなりの低金利が当たり前の時代が続いていましたよね?
だから、住宅ローンを組むのなら今がチャンス、だと。
でも・・・
世の中にずっと同じ状況なんてないわけで。
いよいよメガバンクの金利が上がりはじめました・・・
これから住宅ローン金利も上昇するでしょう。
月々の支払いまでもが上がっていくことを
各家庭ごとに考えておかなくてはいけません。
これ、やばいですよ。
ついに住宅ローンの変動金利が大きく動き始める・・?
話題になっていたのは、こちらのニュースです。
ついにメガバンクも定期預金の金利1%に 三菱UFJがキャンペーン ネット銀行はさらに高金利も 激化する金利競争
AERA
一年前までは、わずか0.002%であった金利が1%になり
500倍も金利があがった、と大騒ぎになっていますが。
お金を預けてもらえる金利が500倍になったということは
お金を借りる金利が動かないわけがありません。
日銀にも、相当な金利上昇圧力がかかっているので
これから2、3、4、5%と。
住宅ローン金利が上がっても、おかしくありません。
というか、上がります。
長らく、私たちは金利がない世界で物事を考えていたし
デフレにも慣れた生活だったことでしょう。
けれど
物価は上がり続けるし
金利が上がるという
想定外の世界に足を踏み入れ始めている、ということです。
月々のローンの支払いが数万円増えていく・・・
過酷な出費の負担に関しても、考えておきたい。
最近は、すっかり新築住宅の着工も減っているようですが
激減することは間違いなさそう。
つまり、景気も大きく悪化します。
大不況が現実的になっているってことだけは
頭に入れておいた方がいいでしょう。
住まいにかかるコストが大幅に上場していく時代に入りました
住まいにかかる出費が増えていくということは
結構な死活問題ではないでしょうか。
すでに出ている現象としては・・・
・家賃が上がる
・修繕積立金が大幅に上がる
・建築工事の費用が高騰する
・火災保険が大幅に値上げされる
これらだけでも相当な負担になっていますよね?
で、これにプラスして・・ローンの支払いが増えるってこと。
ついでに付け加えておきますと。
増税も絶対にありますから、固定資産税も侮れません。
しかも住居の支払いに関しては
住まいを手放すとか、引っ越しするとか。
何か大きな決断をしないと、逃れることもできない。
日銀は、基本的に金利を上げたくありませんから
ここで耐えてくれることを期待したい気持ちもありますが・・・
いよいよそうもいかなくなってきていること。
もう間もなく、金利がある時代に大きく切り替えられます。
こういった事情に関係しているのかもしれませんが
大きな家に息子さんと住んでいる、母の親戚の方が(高齢の方)
「孫夫婦と一緒に住むことにもなったの」と、話されていたそう。
これってもしかして・・・なんて思ってしまいましたよ。
いざとなったら、それくらいを覚悟しておかないと
たちゆかなくなるくらいの、生活コストの上昇に直面するのか?
色々と考えさせられます。
賃貸か、持ち家か、で状況は変わってきますので
今後の金利動向はしっかりみておいた方がいいでしょう。
とにかく支出の増加が止まりません。
次から次へ情報がでてくるような状況になっているので
できるうる限りの対策を、私も考えておきたいと思います。
ではでは。