ずっとアメリカとドルの信用が落ちるであろうことは
何度もブログで書いてきましたが・・・
いよいよ、現実化してきましたね。
米国債格下げ、揺らぐ「安全資産」 米へのマネー回帰阻む恐れ
大手格付け会社のムーディーズが、
米国の信用格付けを「AAA」から「AA1」に下げました。
絶対的なアメリカという国の国債に投資するのが
一番安全なのが投資のセオリーで。
ここに来て、見事にもろく崩れる段階に入っています。
相当な量のマネーが入っていることからも
これが金融崩壊の引き金になるのかもしれません。
世界一安全な投資先の信用が格下げになる影響は大きい
ここから考えられるのは、シンプルにドル売りでしょう。
また株安円高になるかもしれませんが・・・
気になるのが、米国債を大量に購入している銀行とか。
保険会社、年金基金・・・絶対に影響を受けてくる。
ちょっとした下げで済まなくて、大暴落になれば
運用が厳しい事態になることもありえますね。
安心感から買われていた米国債から資金が逃げて
・・やはり買われるのは、ゴールドでしょう。
前回の格下げ時も(2011年)約16%上昇したようですし・・
アメリカの債務の問題もまったく解決できない状況で
みながどこに逃げてくるか、考えておく必要があります。
トランプ政権があの手この手で対策していますが
なかなか解決の糸口が見えません。
早ければ今年中に・・・
遅くても数年以内に・・・
デフォルトしてしまうくらいのレベルにまで
債務が膨れ上がっているということ。
こうなってくると、ドル安政策(通貨安)しか
解決できないのであれば、どうなるでしょうか。
日本円のことではないから、では済まされません。
日本という国も、日本企業も、日本人も
多くの資産の中にドル建てが入っているのですから。
みんな株の値動きにばかり注目していますが
私は重要なのは、米国債の動向であると思っています。
時代の変化を察知してうまく対策しながら立ち回っていくしかない
これはアメリカだけの問題ではありません。
世界中の国の債務が過去最高にまで膨れ上がっていて
どの国もこういった問題を抱えています。
後は何が引き金になるか、だけ。
アメリカ?
日本?
ヨーロッパ?
こういう段階に入っているので「世界恐慌になるのでは?」
というウワサが増えてきているのではないでしょうか。
国が借金まみれで
増税しまくりで
通貨安で
物価はあがりまくりで
経済が普通に回ると思う方がおかしい。
相当なことになるのかな、と考えています。
自分自身も人生において経験したことないですが
大変な時代を生きているなぁ、と。
ただ、ネットで歴史を調べることができるので
金や銀で対策できたことだけは幸運でした。
いつまでも同じように投資しておけば安全だとか
それはもう神話だということを、私も受け止めます。
いつだって、変化していく。
その流れに乗ることでしか、耐えられません。
フレキシブルに行動しよう。
私は気持ちを切り替えて、対策しています。
カウントダウンは始まりました。
日々情報をチェックして、時間を無駄にしないようにしましょう。
ではでは。