いま日本でもブームがどんどん広がっている、”FIRE”
経済的な自立と早期退職という夢は
資産運用によって、実現しやすくなっています。
が、
本当に、普通の会社員でも実現できるのか?
ここは、ひとつ冷静に考えてみたいと思います。
日本版の早期リタイアを現実的に冷静に考えてみると?
私も、米国と日本のFIRE本は何冊か読みました。
それにより、4%ルールを具体的に理解できたことで
41歳でプチセミリタイアは実現していますが・・・・
セミリタイア、早期リタイアに関していえば
以前から何度も書いているように、甘くないと考えています。
なぜなら、準備するべき資産額が大きすぎるから。
では、若くして実現できている人は?
・そもそもの年収が高い
・個別株や不動産投資のスキルが高い
・実家暮らしなど生活コストが低い
・20代から本格的に投資をしている
手元に残せるお金の金額と増え方が全然違いますから・・・・
だから、達成できているわけで。
私と同世代で、お子さんにこれからお金が必要になる方には
まったくこれを目指して欲しいとは思いません。
ですが、将来的に子育てが落ち着いてきたときに
働くペースを落としたり、老後資金の問題をクリアしておきたい。
その為に資産運用するのは、OKです。
いま、普通の会社員でもできる 日本版FIRE超入門を読んでいますが。
早期にたどりつきたい「年収1000万円超」秘策は共働き
FIREを目指すとき、できれば年収800万~1000万円の水準に早く到達したいところです。ここまで到達できると、高い貯蓄率を設定することが可能になっていきます。年収400万円で取り組むより、年収800万円なら、2倍のペースの資産形成になり、大きな差がつきます。
そもそも、私たちの年齢で年収アップをコロナ禍で目指すというのは
とてもじゃないけど、現実的ではないでしょう。
ですから、私はFIREの本は投資の参考にはしても
ここを目指そうとは、まったく思わないようになりました。
やはり
私たちが目指すのは、プリセミリタイアか老後資金を作ること。
読み込み、冷静に分析すればするほどそう思いますよ。
FIRE本では投資脳で資産形成するための知識を学ぶことができる
FIRE本の魅力は、では何なのか?
私にしてみると、お金のライフプラン、リタイアプランが
とても立てやすくなっていくということです。
ですから、資産運用の知識を身に着けていくことで
自分たちの経済的基盤が、とてもしっかりしていきますよ。
投資目線での、消費と投資の違い。
節約したお金を、どう投資にまわしていくか?
これらを、投資家目線で判断できるようになります。
そうなんです。
この目線を持てるようになると・・・・
かなり家計の節約効果も高まりますよ(笑)
山崎さんの著書は、日本版ということもありまして
イデコ、つみたてNISA、投資信託を使った身近な方法が学べます。
まさに、日本のFPだからこその内容。
普通の会社員でもできる 日本版FIRE超入門
山崎俊輔 (著)
楽天ブックスはこちら
自分の投資できる範囲で実現できる未来を描いていきましょう
たとえば、年間400、500万を投資にまわせるのなら・・・
10~15年で早期リタイアは実現できるだろうと思います。
高収入で節約すれば、それは現実的なことで。
でも、そうでない私たちであるのなら
いまの現状でできる範囲の運用で、欲しい未来を実現していく。
現実的なラインを計算していくことで
働くペースを落とせることは、確かだと感じています。
むしろ
投資だけに頼るのもリスク。
逆に、ある程度はコンスタントに収入がある方が
暴落時にあわてることもなく生活できるでしょうから。
FIREの本を読みこんでいくほど、自分たちのスタイルに合わせて
投資をしていくことがいいなと思えるようになりました。
ぜひ、あまりに高い壁に挫折するのではなくて。
ほどよい資産運用を今後とも目指していきましょう。
私も日本にある制度をうまく使うことを考えて
働くこと、投資することを続けていきます。
ではでは。