銅価格が高騰中…もしかして10円玉が貴重になるのでは?

いま、世界的にありとあらゆる金属価格が上昇しています。

報道だけを見ると、ゴールドに注目しますが…
実際に需要増で枯渇しそうなのは産業用の金属なんです。

プラチナ、パラジウム、シルバー、銅など。

シルバーに関しては、以前からブログ内でも
銀貨を購入することの資産防衛をお伝えしてきましたが。

日本では、田中貴金属などの大手に行列ができたのでゴールドの現物不足、というイメージが強いでしょう。確かに、世界中で奪い合いが始まっ...

最近気になるのが、です。

こちら、かなり枯渇しそうなほどの供給不足
さらに価格が高騰する可能性が高まっています。

銅といえば、10円玉。

身近であるから見落としがちですが
今後の供給不足を考えて、手元に置いておこうかな?

そう思うくらい、いま銅価格は高騰しはじめています。

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銅価格が高騰する?10円玉が貴重になるかもしれない‥

ちなみに、銅価格は最近かなり上昇しています。

10円玉は4.5gの重さになっていて
銅の含有量が95%になっていますから…

4.5×0.95=4.275g

これが10円玉に入っている銅の量になります。

(5円玉に比べると、入っている量も多い)

すでに10円よりも製造原価の方が高いんです。

しかし、日本では硬貨を溶かすなどは違法になりますから
今の段階では、お金としてしか使うしかできません。

でも…過去の100円玉も銀で作られていたことから
海外で売却される、ということもあったそうなんですよ。

(現在の100円玉は銀では作られていません)

日本でも当時の100円玉は額面以上の価格
買取してもらえているという実績もあります。

これからの銅価格の上昇にはよりますが
価格が高騰してしまえば、10円玉は銅ではなくなるはず。

いえ、すべての小銭が金属ではなくなることも考えて
お釣りなどは取っておいてもいいのでは?

と、考えておいておくことにしました。

10円玉の備蓄用に、コインケースを買い…

お釣りがあるたびに、入れています。

500円玉も災害時に役立つので、こちらもコインケースに入れてますよ。

私たちは農業用の銅線などを、実家でも使っています。

ダイドーハント (DAIDOHANT) (軟質) 銅線

いまは銅の買取価格は安くなっていますが
需要が逼迫すれば、状況は変わっていくはず。

まさかの10円玉貯金ですよね(苦笑)

銅貨は長期保有用に、子供たちの分と購入しました。

「イーグル・ウオーキングリバティ」1オンス 銅貨 銅コイン

人気のドナルド・J・トランプ大統領の銅貨も。

干支が龍の次男用に、干支辰年 龍 ドラゴンも絵柄が
かっこいいので喜んでくれました。

これから、銅は長期的に見て危機的なほど供給不足になり
価格が自然に上がっていかざるを得ません。

半導体産業に迫る「銅危機」:2035年、世界の3割が供給途絶のリスクに直面か
2035年までに世界の半導体生産の実に32%が、不可欠な銅の供給不足により危機に瀕する可能性があるというのだ。この数字は、現在のレベルから4倍に跳ね上がることを意味する。

銅は、産業の血液ともいわれています。

少し、銅不足について自分で調べるだけでも
未来に需要が逼迫することが、わかると思います。

かつての銀が、そうでした。

昔の100円玉も、銀の需要が世界的に増えてきた為に
素材を変えられた、という歴史があります。

次は10円玉の番になるでしょう。

いままで意識したこともありませんでしたが
これなら手軽にできることかな、と。

お釣り貯金で、取り組みやすいですし。

世界的な金属不足は、さらに加速していきますから
身近にできる備蓄としてやっていこうかなと思います。

ではでは。