米の価格上昇は、新米が出るくらいには落ち着くと
少し前までの報道は・・見事に外れてきています。
むしろ、その逆で。
早生のお米の価格が、史上最高額に迫る勢いへ。
・・・・早生からいきなり・・・?
新米で?と、驚愕するばかりです。
このままいくと、平成の米騒動に迫る勢いなので
秋の収穫次第では・・・どうなるかわかりません。
凶作だった場合、どうなるか。
本当に覚悟しておいた方がいいでしょう。
令和の米騒動へ!買取価格の上昇が止まらない事態に
以前、新米価格が上がっていることに触れましたが・・・
これ、7月末の時点での状況であって
さらに追加でじりじりと値を上げているそうなんですよ。
コメの品薄状態が続く中、JA福井県は19日、臨時の理事会を開いて、早生のハナエチゼンの買取価格について、過去最高に迫る金額まで引き上げることに決めました。
FBCニュースより
どういうことか、わかりますか?
・・・卸業者が、凶作を見込んでいるのではないか・・・
私には、そう思えてきています。
平成の米騒動では、例年よりも2~3度気温が低いことで
収穫量が大幅に減ってしまう凶作になりました。
ですが、今年は反対です。
例年よりも2~3度高く・・・お米の出来に関しては
期待できないような状況になっていること。
つまり、誰も楽観視できないことから
業者さんはお米の確保に必死だということが見えてきます。
物(お米)がないと、商売できませんからね。
少し前、米農家さんが
「平成の米騒動のときは一袋が3万円になった」とつぶやいていて。
同じようにそうなっていくのだとすれば・・・?
お腹を満たしてくれるお米が高級品になってしまうことは
もはや避けようもないのかもしれません。
お米の不足と高騰はかなりの長期戦になることが予想できる
そして、前回の米騒動のときには
”タイ米を輸入する緊急措置”を取りましたよね?
でも・・・いまはどうでしょうか。
私たちからすれば、あきらかに困っている状況で
何も動こうとしない・・・この雰囲気・・・
え・・・?
この高騰を仕方がないから、受け入れろと?
・・・ということにしか思えません。
さらにJA福井県より
2度目の引き上げをした理由について「全国的なコメの相場が日々高くなっていることや、県内外の民間の集荷業者の動向、現在の価格情勢と今後の予測などを踏まえて判断した」としています。またこの秋収穫を迎える「コシヒカリ」などの前払い金は、いずれも引き上げ傾向だということです。
こういうことは、本当に異例みたいですよ。
だから何度でも書きます。
これから長期的に続いていくであろう米の不足や高騰は
解消される見込みがありません。
そのことを考えて、備えて下さい。
解消される見込みなどないのですから。
甘く考えていると、子ども達が食べられないようになるってことを
親の私たちは考えていかなくてはいけません。
私たちも備蓄するだけではなくて、稲作に対して取り組むなど
来年からは本格的に動いていくつもり。
働いてお金さえ稼いでおけば解決するような時代は
ここから終わっていくことでしょう。
しっかりと気持ちを切り替えて。
食べていくための生き方を考えていきましょうね。
ではでは。