最終的には全てのモノを捨てなければいけない。

親の家の片付けであったり、空き家問題を目にすると・・
改めて、モノを持つことについて考えさせられます。

”最終的には、空(カラ)にしなければいけない”

入れ物を空にしても、空き家が問題になっている現状では
残された住まいすらも、どう処分していくのか?

ここまで考える必要が出てきていますよね。

自分たちのことだけではなく、子どものことも考えて
私たちも”所有すること”に向き合おうと思っています。

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モノが資産ではなく負債になっている現実に直面して

ここ最近、同居して家を継ぐという話は
めっきり聞かなくなってきていますよね?

同居からスタートしても、折り合いがよくないからと
外で別に住まいを建てるというパターンもあったり。

そもそも、子どもが近くに住んでいない場合では
実家が、そのまま空き家になるケースも増加しています。

”核家族化による、空き家問題”

両親が亡くなってから、片づけようとしたとしても
あまりに膨大なモノの量で・・手がつけられない。

数年前、結婚して同居生活をはじめた友達から「あまりにモノが多すぎて気が狂いそう」だと。そんな話を聞いたことがありました。”...

その為に、いまはこういったプロにお願いすることで
モノを処分していくサービスもありますが・・・

何をするにも、それなりの費用がかかります。

膨大なモノを処分する。
空き家の管理や、解体など。

実際には、手が付けられないことから空き家が増加し
いま近隣でも問題になっていること。

空き家とは、誰も住んでいない住宅のことです。総務省によると、2013年の時点で全国の空き家は約820万戸。少子高齢化、核家族化によって、ひとり暮らしのお年寄りがますます増えています。10年後にはさらにぐっと増えると予想されるのです。

図解 親ともめずにできる これがリアルな実家の片づけです。

いままでの価値観の中では、住まいやモノは資産であり
持っていることに価値を見出されていましたが。

これからは、これが大きな負担になってくる。

この現実と向き合いながらも、私たちは”所有すること”
それに合わせた”最終的な処分”も考えなくてはいけません。

これからの時代は後を継ぐという発想ではなくなる

実際に、私たちの両親にはそれぞれ戸建てがあり・・・
姉や兄も、義理の兄夫婦も、みんな持ち家がありますが。

次に継ぐひとがいないのが現状なんです。

その後は、どうするのか?

これだけ少子高齢化が進んでいる現状の中では
簡単に売ればいいと、考えていいものなのかどうか。

正直、難しいと感じています。

いま、私たち自身は転々と賃貸で暮らしていますが、
息子たちも、将来どこで暮らすかわかりません。

ですから、残された子供のことを考えると・・・

残すことよりも、残さない方向で。

老後に持ち家があったら、一安心だし 家賃をずっと払うくらいなら・・・・と、私の周りでも、ほぼ・・・みんな持ち家になりました。 ...

こういったことも考えて検討していくことが、
時代に合わせて必要なことだと感じるようになっています。

最終的には、ずべて空に。

それが負担をかけない、方法なのでしょう。

残さないという発想が、子どもの負担を減らしていく

いままでは、立派な一軒家が資産だったので
残していくことが、ベストな選択でした。

ですが、働く場所も生き方も多様化している時代です・・
むしろ、残さない方が精神的にも負担が軽い。

カタチあるものは、なるべく残さない。

実際に、私の周り・・・みんなほとんど持ち家なので
残された子供の数よりも、家があまっている状態・・(汗)

息子たちも、賃貸で快適にくらしているせいか、
”所有する”ことに、あまり興味もないようなので。

セゾン投信の口座を親子で開設していることもあり、
残すのなら、こういった運用商品を。

これなら、どこでも持ち運べます。

深刻になっていく空き家問題に・・お墓の管理など。時代とともに、かつては受け継がれていたことが、負担になるようになってきていますよね...

自分たちが直面する問題を、子どもにもかけないように
すべて自分で処理できるくらいのモノだけで。

これからも、やはり身軽に暮らしていこう・・・と。

改めて、そう思います。

ではでは。

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