ドル以外の決済手段として”金と銀”が使われる動きについて思うこと。

少し前、話題になったこちらのニュースについて

ユタ州の新法により、政府の業者への支払いが金と銀で可能になる

支払いに銀!

ドル以外の決済手段を選べるようになるなんて
ちょっと興味深い流れだなって、思いませんか?

ある意味、ユタ州は気づいていますよね・・・

”ドルという紙幣の危うさについて”

ここ3~4年でどれくらい通貨の価値が落ちたでしょうか?

4年前の10万円は・・・もはや半分以下の価値かもしれない・・

インフレリスクだけではない面を考慮していくと
この流れは大きなうねりになる可能性もあると考えています。

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基軸通貨のドルの信用性が急落していく流れに・・・

正直ね、もしいま手元に300万円の預貯金があったとして・・・
これが5年後まで同じ価値を持っていると思えますか?

物価高に終わりの兆しが見えているでしょうか。

・・・・全く見えませんよね?

真っ暗かも(苦笑)

むしろ今年から物価は天井知らずで上がっていきますから
預貯金を多く持っておくことへのリスクを感じますよ。

節約だけでもダメ
預貯金も目減りするだけ

ユタ州もそれを見越して現物資産である金と銀で支払うことを
法案で通したのかもしれません。

ある意味・・

極端に言えば、ドルはいらないっていうか・・・
ドルにもう価値がない未来がない意思表示にも見える。

・・・言い過ぎ?(笑)

もちろん、金と銀を日常の中での買い物の支払いで使うことは
いまの現代社会ではできませんよ。

でも、通貨の信用性が急速に失われている物価高の昨今では
手元に預貯金の代わりにおいておくのは・・・リスクヘッジになる。

それはもう間違いないことではないでしょうか。

私もこの4年で金銀保有の比率をあげてきたことで
いまの物価高に対処できている部分が大いにありますから^^

改めて金貨を購入してみようかなと思い始めたのは6年前でいまでは約3倍くらいの価格になったものもあります。・・・もっと買っておけばよ...

金の強気相場は、まだまだ続くことでしょう。

世界的な金銀回帰への流れに個人の私たちがどうついていくか

以前、ロバート・キヨサキ氏が
「ドルはウソのお金だ。だから本物の金と銀にすぐに交換している」

と発言していたことがありますが・・・

昨今のドルに対しての信用の急落ぶりを見ていると
うなずけることも多いな、と思うばかり。

給与の支払いを受け取って、必要な生活費を振り分けて
手元に残す資産何にしておくべきなのか?

いま早急に真剣に考える時期なのかもしれません。

・・・ちなみに、新NISAは私には論外です。

昨年からNISAやイデコのことについて書いていますがこれは今年も考えは同じで・・・株式投資は、この物価高の逃げ道にはな...

・・・・結局、ドルにこれらは関連していますからね。

各国の中央銀行がドル国債を売却する流れを見ても
金銀回帰への動きは止まりそうにもないですよ。

今年、間違いなくお金の流れで動きはあるでしょう。

その兆し、すでに出ています。

金(きん)が高騰したり、貴重になるのでは?それを税務署の動きから、なんとなく感じています。その理由は、金を購入する人の動きを厳しく...
大口の機関投資家が株や債券から資金を引きあげる中で金(ゴールド)だけ別の動きをしています。金現物が最高値更新、トランプ関税巡る懸念...
この3年以上、ずっと貴金属の動きなどを見ていると・・・いよいよ通貨の信用が落ちてきていることがわかります。まあ、お金の刷りすぎです...

ドルだけではなく、日本円も同じ。

急速に価値を失う段階に来たことを考えて
得た収入&手元にある資産を何に交換しておくか?

答えはシンプルだなとは思います。

何度も何度も不換紙幣は紙くずになってきました・・・

不換紙幣とは?
不換紙幣 (ふかんしへい)とは、 本位貨幣 (正貨たる 金貨 や 銀貨)との兌換が保障されていない法定 紙幣

その時の逃げ道さえわかれば、大丈夫です。

正貨の答え書いてあるし(笑)

もうこの流れは止まることはないのでしょう・・・

私も初めて経験することになりますから
自国通貨の崩壊にしっかり備えておきますね。

ではでは。