17兆円が消える?データがなくなればお金はどこにいくんだろうか。

この前、オーストラリアで衝撃的なことがありました。

2024年4月下旬に、Googleが誤ってオーストラリアの年金基金UniSuperのGoogle Cloudアカウントを削除してしまったと報じました。年金の総額は日本円にしておよそ17兆2500億円。お金を預けている62万人が1週間以上も自分の口座にアクセスできない状況が続いたそうです。

しかも、バックアップも消してしまっていたそうで
何とか違うサーバーのデーターで復旧したそうですが。

こう、いとも簡単に17兆円が消えそうになるなんて・・・

デジタル時代の弱点を見た気がします。

私たちの資産はほぼデータで管理されていて
もしかすると実体がないのでは?と思うことがあります。

預金
株式
年金

すべて結局はデータ上であるのであれば
いつ起こってもおかしくないのかもしれません。

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世界的に有名なサービスで致命的なミスが行われてしまう

株式相場が好調なこともありますから
口座を見てホクホクしている方も多いことでしょう。

(まあ、よくここまで持ったなと思っていますが)

私の資産は、ここまで増えたんだなって・・・
数字を見て思うわけですよね?

でも

預けている証券会社のデータにトラブルがあったら
その資産はどこに行ってしまうのでしょうか

サイバー攻撃、システムトラブルなど。

色んな障害を見ていても、データ上の数字の儚さ
色々と考えさせられることがありますよ。

最近は、ほぼキャッシュレスでの支払いが増えているけれど
少し障害が起これば・・・すぐに使用不可になりますよね?

災害があったときには、なおさらでしょう。

私もネット上の資産を見ては喜んでいましたが
・・・もはや手で触れないものには、不安しかありません。

”自分の手元にある”

危ないようで、この時代はこれが一番ではないのか
相次ぐシステムトラブルを見て感じています。

去年の年末からのことになりますが・・・コツコツと続けてきたのは、ペーパー資産の整理です。ペーパー資産とは?預金、証券、債券...

預けている先が”引出しできません”と言われたらアウト。

私たちにはどうすることもできないのが現状です。

データ上の資産は便利なようで弱いことを考えてリスク管理する

お金は便利なものですが・・・

それはです。

災害や食料不足が起こったとしても食べられない
口座内の数字が増えても、引き出さない限り架空のもの。

少しだけ視点を変えていくことで
リスク管理できるようになっていくのではないでしょうか?

世界的な知名度を誇るようなサービス
こんな致命的なミスがあったわけです。

日本では起こらない、と断言できるでしょうか。

・・・・最近、システム障害多いですよね・・・

昨年から、みずほ銀行のシステム障害などが起こり始めて少しずつ・・・・2024年の新円切り替えについて警戒してきました。まあ、陰謀論...

なんて

こういうこともイメージしながら生活しています。

デジタル管理は便利なようで
実際にはこちらから管理できないシステムであること。

引き出せないときは、閉じ込められること。

自分のお金なのに、管理されていること。

このことに気づくと、現物資産の大切さなどが
よくわかるようになっていくでしょう。

グリコもシステム障害だけで、いつまで製造中止になり
どれだけの損害を受けるのでしょうか?

データ上の資産は弱い。

これが少しずつ表面化してきているように思えます。

本当に気を付けましょう。
大切に育てたお金が、一瞬で消えることのないように・・・

リスク分散することを考えて行動しています。

ではでは。