どうやったら片付いた暮らしを続けることができますか?
こう聞かれることがあったとき、
私は暮らしの中でのルールを、お伝えするようにしています。
たとえば、靴なら〇足の中でやりくりする。
洋服も、タオルにしても
定数を決めることで、増えないことが可能になりました。
そうなんです。
数字には、増やさないパワーがあるんです。
持ち物を、数字で把握するクセをつけよう
私の母は、かなりの衣装持ちなんですが・・・
たぶん、本人はいっぱいあるという感覚くらいしかありません。
ですが、私は違います。
パンツなら2本、スカートなら2枚・・
トップスは5枚など。
感覚ではなくて、数字で把握していることで
少なくても十分にあるという気分で生活しています。
その上に、数を把握していることで
ムダに増やしすぎることもありませんが。
いっぱいある、という感覚だけに頼って生きていると
なんとなく、また増やしていくことになってしまうんです。
まずは、数をかぞえてみましょう。
手持ちの洋服は何枚?
靴は何足持っていますか?
数をかぞえていくと、おどろくくらい持っていることに
あなた自身もきっとビックリするはず。
でも、そこから数を意識して減らしていく方法へ
切り替えていくことができるんです。
「暮らしのものは、具体的な数でできている。」
このことは、井田さんの
片づけられない人はまずは玄関の靴を数えましょうからも学ぶことができますよ。
まずは、かぞえましょうってこと。
数をかぞえると、見えてくること
収納の大きさには、限りがあります。
ドラえもんの四次元ポケットのように・・・
永遠に広がることはありませんよね?(笑)
つまり、その枠の中でおさまるようにしていく。
これが片付いた暮らしを実現するためには必ず必要ですから、
枠の中におさまるのは・・・いったいいくらなのか?
そこでも数をかぞえるということをしておくと
靴なら〇足おさめることができる=持っていい靴の数
という風に、定数と定位置を決めやすくなっていくんですね。
逆に、収納からあふれてしまう人はこれができていません。
枠の中におさまる数を見極めて、そこに合わせて絞ることで、
スッキリと片付く住まいになってきますよ。
残していくものを、選んでいくこと
入りきらないモノは、捨てる。
そう考えることに抵抗があるのなら・・・
入る分だけ、残すと考えること。
あまり使わないモノではなくて
よく使って、お気に入りのモノだけを選んでいく。
それが優先順位をつける、ということなんです。
限られたスペースの中で、これができないまま暮らすと・・
取得選択ができないまま、モノは増殖していきます。
だから、入る分だけの数を選んでいきましょう。
そうすることで、お気に入りだけが
あなたの手元に残った暮らしに変わっていきますから。
片づけられない人はまずは玄関の靴を数えましょう
井田典子(著)
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暮らしの枠を決めて、ちょうどいいを目指していこう
モノもお金も・・・何も考えずに増やしたり使ったりしていては、
手がつけられない状況になってしまいますよね?
だからこそ、自分たちに合う枠を決めて
その中でやりくりしながら暮らしていく。
広い家のひともいれば
小さな家のひともいる。
それぞれに、合わせて・・ちょうどいい感じを目指すこと。
これができるようになって、
私も快適な暮らしを楽しめるようになってきたんです。
無限は自由なようで、私たちと不自由にさせること。
このことを忘れないようにしながら、
これからも定数を意識した片づけを続けていきますね。
ではでは。