モノを持っているだけで、
ついそれをやった気になっていることがあります。
でも実際には、それは持っているだけ。
たとえばキッチンに調理器具やお鍋が少ないと
料理をしないように思われるかもしれませんが。
調理器具が少ないからといって料理をしていないわけではないし
調理器具が多いからといって、ちゃんと料理をしているわけでもありません。
モノを増やしても、やらないと意味がない
私自身、経験したことでもありますが
これらを使って料理の幅を広げよう・・・そう思いましたが
実際には最初の数回使うだけで、あとは戸棚で眠っていました(汗)
買うことで、それをしている気になろうとしていただけで
実際には
「変わらなければいけないのは自分だった・・・」
こういう事実に向き合ってからは
自分が使いこなせないモノは手放して
本当に自分がそれをやる!と決意したモノしか持たないようにしています。
だから、うちには調理器具も本当に少ないまま。
フライパンふたつに
お鍋がひとつ。
それだけですが、困ることも無し。
もう1個、減らしても多分生活できます(笑)
でもだからといって
料理は毎日ちゃんとしていますし
凝った料理もゆとりのある時には自分なりに楽しんでいます。
その時には、自宅にある器具を使えばいい。
それだけのことでした。
わざわざは、いらない。
できない自分にコンプレックスを持たない
料理上手なひとをみて、圧力鍋や煮込み用のお鍋を買ってみたり、
運動を楽しんでいる人を見て新しいスポーツウェアを買ってみたり・・
パンやお菓子が上手な人を見て、型を全部そろえてみたり・・・
しかし買ってみても、最初の数回で終わってしまうか・・・
もしくはそのまま眠ってしまっていたりしていませんか?
買うだけでは、それをやったことにはなりません。
そのまま眠らせていたら、ガラクタになってしまうだけ。
だからこそ
実際に買う前に、真剣に考えること。
できない自分をモノで埋めようとしない。
買うことが目的にならないようにする
新しいモノを買う時には・・・
買うことだけで満足しようとしていないのか?
それを使いこなせるのか?
コンプレックスをモノで埋めようとしていないのか?
そういう質問や決意にクリアしたモノだけを手に入れよう。
私も反省し、使わないモノを手放してから
できない部分は受け止めて、できることを大切にするようになりました。
できないことよりも、自分ができることに目を向けよう。
モノを増やしすぎないためにも必要なことかもしれません。
わたなべさんのモノとの向き合い方も
そういう心のコンプレックスの参考になりました。
ダメな自分を認めたら、部屋がキレイになりました
わたなべ ぽん(著)
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モノで埋めない。
それよりもいまある中で楽しんだり
いまできることを大切に。
多くを増やさない為に、意識して生活しています。
ではでは。